Nikonの肌色をCanonの肌色に変換 Nikon D800 convert Canon EOS 5D Mark型

CGユーザーにとってNikon D800の38メガピクセル 一眼レフカメラの登場は非常にありがたい。
理由はテクスチャを作成する際に、非常に詳細なサンプルを写真から採取できるからだ。

特に人間の肌のバンプがハッキリと確認できる高解像度のNikon D800はリアルテイストのCGを作る際に非常に役に立つ。

Canonの肌色に比べてNikonの肌色は黄色くて、不自然だという。

確かに、Nikonのピクチャコントロールでどのように設定しても、一撃でCanonのポートレートモードの肌色にはならない。どうしても、Nikonの肌色は薄い。色調でいうならパステルカラーのようになる。
それに比べてCanonは何故か一撃で濃い濃厚な色合いになる。
しかし、Canon EOS5D Mark靴硫菫解像度は約2200万画素ほどでNikon D800の3800万画素よりはるかに小さい。
当然Nikon D800の方が被写体を撮影した際の肌の詳細さ、木材やコンクリートでも詳細に表面の質感を弾いてくれる。
また、HDRIの制作に関しても、38メガピクセルのNikon D800は有効だといえる。

以下のブログの写真引用
http://araichuu.com/archives/382

しかし、Nikon D800が黄色くなるのは事実であり、これはあまり良いことではない。
ピクチャコントロールで色相を変えても、完全には補正されない。

肌の色合いを適切に補正した後に、皮膚表面の光沢を除きdiffuse mapを取り除かないと、リアルな人間のテクスチャを撮影した写真からサンプリングできない。

今回はPhotoshopのレベル、色相彩度、カラーバランス、トーンカーブを使ってNikon D800の黄色い肌をCanonの濃厚な肌色テイストに置き換えてみた。

左側がCanonで撮影した人物写真で、右側はNikon D800で撮影した人物写真らしい。
蛍光灯の光で撮影したそうだ。実際、ハッキリとNikon D800の肌は黄色く違和感がある。
nikon_convert_to_canon1


1、Nikon D800の黄色い肌をCanonのマゼンダ調の肌色に補正するために、レベル、色相彩度、トーンカーブを以下のように設定する。
nikon_convert_to_canon2


2、レベルは露出を表していて、露出アンダーであればグラフは左側による。逆に露出オーバーであれば、グラフは右側による。つまり、空白の部分を埋めて、中間調のスライダーを左右に動かして、良いと思われる位置にきたら止めれば良い。
4


色相彩度は1の画像のようにする、この時、注意すべき点は彩度が15以上になると不自然な場合が多いので、基本的には+-10の値で調整する。
カラーバランスはレッドとイエローをそれぞれ+2〜+3に変更する。

3、Canon EOS5D Mark靴50mm単焦点レンズで撮影した場合の画像にNikon D800画像を近づけるにはどうするかという点だ。
経験上、単焦点レンズで撮影した場合、コントラストが強い写真に仕上がることが多い。
なので、この場合レベル、色相彩度、カラーバランスを適用後、トーンカーブを使うと良い。
nikon_convert_to_canon3


トーンカーブは以下のようにRGBチャンネルを右下にカーブ、レッドチャンネルを少し上げて、グリーンチャンネルを少しかすかに右下に下げる。ブルーチャンネルはデフォルトのままでよい。
nikon_convert_to_canon4


全く100パーセント同じ色とはいえないかもしれないが、肌色はかなり似てきているかと思う。

今回はPhotoshopの調整レイヤーを使用したので、結合するまでは決して元に撮影した写真のピクセルを傷つけることはない。
この値をそのまま、Nikon D800で常用すれば、いつでもCanonの肌色をNikonで再現できる。
Tiff形式で保存していれば、新たにNikon D800で人間を撮影した際に、前回作成したTiffファイル内の調整レイヤーを別のNikonの写真にドラッグするだけで簡単にすべて補正できてしまう。
Nikonの色補正が大変というのは矛盾することになる。


今回、別のNikon機で撮影した別の写真も紹介したい。
まずはデフォルトで撮影した場合は以下参考。
Nikon D80で撮影した場合はAutoでも色に違和感がない。おそらくNikonがCCDセンサーの頃はピクチャーコントロールが存在していなかったからかと思われる。(Sigma Macro 70mm F2.8 EX DG)
DSC_0075のコピー


NikonがCMOSセンサーに変わった頃から肌の黄色現象が発生した。
これは真実で、実際に黄色くなる。
DSC_6012 (2)


光が太陽光の場合、黄色くならない場合もある。
DSC_6195


Nikon ピクチャコントロール、ポートレードモード(輪郭強調2、コントラスト+1、明るさ+1、色の濃さ(彩度)+1、色合い(色相)-2)、ホワイトバランス(オート)の場合、以下、
DSC_8448

DSC_8445

(レンズ、Sigma 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM)
蛍光灯の白い光の元で撮影している。実際なら、Nikon D800 vs Canon EOS 5D MarkIII ポートレート対決!のように同じ白いストロボ環境なので肌が黄色くなるはずであるが、黄色味が弱くなっている。

ピクチャコントロールやホワイトバランスによっても黄色現象は若干改善される。
しかし、Canonの濃い感じにはならない。これはPhotoshopでなんとか補正するしかない。
補正しなくても良いような気が少しするが・・・。

DSC_8411

DSC_8427


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