スタジオ・ヒエイの徒然ブログ・CG制作のツボ

つれづれなるままにそこはかとなく3Dを紹介するブログ。 Maya、AfterEffectsを使ったCG制作に関するツボなども書き留めることがあります。 つれづれなるままに、日ぐらしPCにむかひて、こころに うつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく打ち込めば、あやしうこそものぐるほしけれ

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Realflow

Realflowによる流体ロゴの制作(水)

Realflowによる流体ロゴの制作
Realflow Luquid Animation test.

AfterEffectsを使ってもこれだけは表現できない領域。
それは水。
リアルな水ほど描けないものはない。

「水ほど美しく、やわらかく、そして、しなやかなものはこの世にはない。

水はどのような形にも変化し、決して何者にも逆らおうとしない。

丸い器に入れば丸くなり、四角い器に入れば四角くなる。

時には巨岩をも打ち砕く強さを持つ・・・

ああ、すばらしきRealflow、luquid simulation・・・謙虚だねー水。」

みたいなことを芥川賞受賞作家の新井 満さんの本で見たことがあります。
ちょっとだいぶずれているかもしれませんが・・・

それはさておき、スタジオ ヒエイのロゴアニメーションができました。
Realflowというソフトフェアを使っています。
水専門のソフトです。
水が好きな方、どんどんやってみましょう。
正直、何度もPCが落ちます。重いです。メモリーとCPUが必要になります。
なので、あんまり自分もRealflowを使って度派手なことはできないんです。
とりあえず、Realflowの水は美しいのですが大変大変。でもがんばろう!!!


studiohiei_luquid_logo








以下AfterEffectsの水です。
AF_ocean



suiteki2



チュートリアルなくてすいません。
(一言)Lightwave3DとRealflowを連携させるのが一番クールな感じがします。
Lightwave3Dのレンダラーと相性がいいみたいです。より水水水って感じになります。
自分はMayaのMentalrayを使っていますが・・・


hiei

3D Realflow particle simulation 猫と犬

Realflowではとてもとても基本的なシミュレーション。
最初はたぶん余裕かなーと安易な気持ちで作り始めたけれど、やれどやれど猫と犬の形にはならなかった。

後で知ったことだけど、Realflow2012にはバグがあるみたい。
どこにバグがあるかというとMagicDaemon。

MagicDaemonというのはRealflow Particleを形に変えていくシステムのことで、Realflow4ではバグがない。

おそらくNext Limit社(Realflowのメーカー)が新機能を追加していく過程で、システムが複雑化し問題を生じたものと思われる。

後、流体シミュレーションというのは想定外に計算が重たかったので、メモリーの増設、ハードの増設(仮想メモリー)、その他、PCの高速化を図った。

MagicDaemonはRealflowではとても面白い機能で、他のNewDaemonと組み合わせて、ありとあらゆる非物理現象を起こせる。

今回はRealflow3回目の制作で次はMagicDaemonと他の新しいDaemonを組み合わせて、画期的で面白い流体シミュレーションを作るのを目標としている。

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スタジオ ヒエイ提供 (Studio Hiei Presents)
hiei




RealflowとMayaとAdobe Illustratorの連携方法(注意点)

RealflowとMayaとAdobe Illustratorの連携する際に注意するべき点があります。

現在illustratorCS6が登場しています。CS6をお使いの方特に注意すべきでしょう。

注意点:
1、.epsは読み込めません。
2、.aiで保存する必要があります。
3、ベクトルデーターである必要があります。(ビットマップ×)
4、保存時にillustrator8で開けるように保存する必要があります。
Illustrator8のデーターでないとMayaでは開けません。ご注意ください。

Realflowで流体ロゴアニメーションなどを作る際に、まずIllustratorでロゴデザインをするのが良いかと思います。

オリジナリティのある特徴的な文字がMayaで立体的に現れます。

とても便利ですばらしい機能ではないでしょうか?

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Realflowシミュレーションその2 イラストレーターとの連携

SSSシェーダーやクジラの作成方法、時間のあるときに随時掲載していきます。

前回から使用している流体エフェクト作成ソフトRealflowですが、
ヒエイはRealflow正規版(40万円)を購入していません。機能制限版を使っています短編アニメーションを作るのに支障はないみたいです。V-ray、Mentalrayともに問題なく可動してます。

Particle制限というのが存在しますが、画像をご覧のとおり問題ないです。ロゴでもイラストでも何でも、海でもSimulate可能です。コーヒーカップがはじけてコーヒーがピシャッとなるシーンもmemoryの増設しだいで作成可能です。

ただ一つ重大な問題があります。Realflowはとても重たいソフトです。PC環境を整わせる必要があります。グラフィックカード CPUスレッド数 メモリー等少しでも性能が良くないと、作動させるのが非常に厳しいソフトです。

お気をつけください。

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RealflowのDynamicsがさすがな件

Realflowを最近始めたのですが、さすがにすごいです。

波の動きや流体の動き、その他、崩壊なども可能です。

とにかくリアルテイストのダイナミクスはすべて可能なようです。(リアルテイストでなくても可能)

宇宙戦艦ヤマトの製作に3dsMaxの崩壊プラグインが使われたうわさを聞きました。

理由はMayaの崩壊機能は非常に重たいので、ついていけなかったそうです。

Maya2012からDMMという崩壊シミュレーションの高性能版が付属していますが、有料です。

正直、Realflowさえあれば崩壊プラグインなんていらないくらい計算が速いです。

まだまだ、先は長いですがRealflowの研究を続けていこうと考えています。

Realflow_test_me















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