CADデーターをMayaにインポートする方法

DXFDWGといったCADデーターをMayaにインポートして形を作る方法を軽く紹介します。

CADとの連携は、工業製品や建築物を作る際に必要な技術なので、Mayaではなくて3dsMaxよりではあるのですが、Mayaでも問題はないですよ・・・という意味を込めて、方法を記載しておきます。

1、ウィンドウ>設定/プリファレンス>プラグインマネージャーを起動します。



2、DirectConnect.mllIges.mllなどにチェックしましょう。



3、Importの際にDWG_DCDXF_DCが表示されるのが分かるでしょう。







4、Autodesk CADで描いた図面が表示されました。



5、しかし、ばらばらのパーツになっていますので、少し処理が必要になります。



6、ばらばらになっているすべてのカーブを選択してアタッチしましょう。



7、カーブの編集>カーブのアタッチを実行します。設定は以下画像参考。



8、一度、ヒストリーの削除し、カーブのラインの中心にマニュピュレーターがくるようにします。
中心点pivotも実行しましょう。




9、カーブをミラーした後、7番目と同じアタッチ操作をします。次に同じく、ヒストリー削除、中心点Pivotを実行します。



10、Ctrl+Dでカーブを2つ複製して・・・



11、カーブを二つ選択した後サーフェイス>ロフトを実行しましょう。CAD図面通りのRが3Dで再現できました。



Autodesk Mayaで図面からモデリングした工業製品を掲載しておきます。
「あれれ・・・ポリゴン数がちょっと多すぎるんじゃない。とか思われるかもしれませんが、工業製品のモデリングとはこういうものなんです。正確な曲面を徹底的に描く必要があるみたいです。」
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以下、CAD図面からインテリアをモデリングするチュートリアルを見つけましたので掲載しておきます。




スタジオ ヒエイより
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